広告ターゲットの分類
「単一キーワードは大量のアクセスを集められるので予算をつぎ込むべきだ」
こうした誤解をしている企業のWebサイト担当者も少なくはありません。
検索エンジンを利用するユーザーは、様々なアプローチで目的を達成しようとします。また、その目的が単に言葉の意味を知りたいだけであったり、知識として情報を得ようとするケースも数多くあることでしょう。その結果、「単一キーワード」では広告主が望むアクションを期待できないユーザーを誘導してしまう可能性もあります。
リスティング広告の初期段階の目標は、その広告が商品やサービスの販売かイベントの宣伝かにかかわらず、「望む結果が達成されるアクセス」を呼び込むことにあります。したがって、ユーザーの様々なアプローチに対して、広告を出稿する側も様々なアプローチで宣伝することが必要となってきます。
【ターゲットユーザーを意識したキーワードの投入】
<既に購入フェイズにあろうと思われるユーザー>
「○○ 通販」あるいは「○○ 即納」など
<現在検討中という段階のユーザー>
「○○ 比較」「○○ 激安」「○○ セール」など
<これから商品やサービスを調べるという段階のユーザー>
「○○ 評判」「○○ 口コミ」「○○ ランキング」など
このように、リスティング広告ではユーザーのフェイズ(段階)に合わせた広告キーワードを組み合わせて投入することも大切です。言い換えれば、PPC広告はユーザーの購入プロセスに合わせたキーワードを複数投入する必要があるということになります。
広告管理の重要性
高価なキーワードで出稿しても、売り上げから広告費を差し引いたら利益が薄い、あるいはアクセスはあるが購買まで結びつくケースが少ない。。。かといって、安価な入札額で効果の少ないキーワードで出稿しても、成果に結びつく確率が低くなるばかりか、広告品質の評価を落としてしまう可能性もあります。
広告が適切に効果を上げているかどうかの検証は、売り上げを伸ばすという目的の他に、広告費に対してどのくらいの利益(成果)が出ているかという「費用対効果」の面からも検証する必要があるでしょう。
オーバーチュア、アドワーズでは、より多くのユーザーを目的のサイト(ページ)にアクセスを呼び寄せるキーワードと検索用語を確認しながら、効果的な広告キーワードを研究するためのツールが用意されています。
リスティング広告の管理画面は、「キャンペーン」「広告グループ」「キーワード」という3つのディレクトリで構成されていて、その最上階が一番大きな枠を持つ「キャンペーン」です。

キャンペーン
「キャンペーン」では、1日あたりの広告予算(予算の上限)を設定したり、広告の出向期間の設定が可能です。広告を特定の地域に特化して配信したい場合は、「地域ターゲット」の設定で可能となります。 キャンペーンは、商品やサービスの種類によって分けますが、ターゲットユーザーに分類した広告を、グループ毎に束ねて管理するのが一般的です。また、広告の効果が未知数である場合、テストケースで出稿したいキーワードも、キャンペーンで管理すると良いでしょう。
広告グループとキーワード
キャンペーンの下の階層が「広告グループ」になります。
広告グループでは、実際に投入するキーワードを考えながら、ターゲットとするユーザーの属性ごとにグループ化していきます。たとえば、『パソコン』に関連して広告を投入するケースでは、
●購入フェイズにある人には
【パソコン 通販】【パソコン 在庫情報】【パソコン 即納】・・・を一つの広告グループに
●何を買おうかと検討している最中の人には、
【パソコン 激安情報】【パソコン 比較情報】【パソコン 一括セール】・・・を一つの広告グループにして管理します。
キーワードと広告テキストは、運用していくうちに成果が分かってきますから、最初のうちは考えられるキーワードを洗い出して、いろいろ組み合わせながら精度を上げていきましょう。
